金継とは、天然漆を用い、幾重の工程を経て器の個性を損なうことなく整える修復である。
金継は、割れや欠けた器を糊漆や錆漆などの工程を用いて修復し、「硬化」と「研ぎ」繰り返しながらゆっくりと整えていく日本の伝統技法です。
一度で仕上げるものではなく、幾重にも工程を重ねることで器は再び使用できる状態へと整っていきます。
ただし、破損の状態や形状によっては工程を完遂できない場合もあり、その際は実用を前提としない修復となることもあります。
当教室では、工程を省くことなく時間をかけて器と向き合うことを大切にしています。金を蒔くまでには半年ほどかかることもありますが、その時間そのものが金継ぎの本質と考えています。
金継ぎで行う修復は器の個性を尊重しながら丁寧に工程を重ねて仕上げていきます。
